友達と牛窓に行くも車で事故る

 #牛窓 #交通事故

2/27 2021

 昨日は友達Nの会社の寮に泊まらせてもらいました。N君は今日の午前中、教習所に行くようなのでN君が帰ってくるまで私は部屋で待つことにしました。

 N君が帰宅し今日は何をしようかという話になり牛窓へドライブすることになりました。私は過去二日で500km以上の距離を運転していたので車の運転には自信がありました。途中で油そばを食べたりパン屋によったりしながら夕方頃牛窓に到着しました。

 オリーブ園というところに行ったのですがオリーブ木々と瀬戸内の島々が織りなす風景がとてもきれいでした。まるで地中海のリゾート地に来たかのような体験ができました。

 

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 オリーブ園内のジェラート工房コピオという店が入ったのですがそこのアイスクリームがとにかくおいしかったです。
 N君が近くに沼に沈んだ廃墟があると調べてくれたので見にいきました。グリーンファームというところで80年代に建てたペンションが水没したものだそうです。

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 グーグルで調べた写真と比較すると2021年現在多くの建物がなくなってしまったようです。やけに水鳥が多くて不気味な感じがしました。

 

 わずか数時間で十分牛窓を楽しむことができました。問題は帰りです。N君が6時半からまた教習所の授業に出席しなきゃいけないらしく急いで帰ることになりました。しかし距離は40㎞もありません。時間は一時間半ありますから行きの時間を考えれば余裕だろうと考えてました。

 牛窓を出発ししばらくの間田舎道をスルスルと走り抜けすぐに5キロ、10キロと走り終えました。このまま早めに帰れるだろうかという雰囲気でしたが、ドライブは順調なことばかりではありません。このあと我々は長い渋滞に突入します。帰宅ラッシュなのでしょうか、見える限りどこまでも車が続いています。夕暮れのオレンジ色の空がどんどん暗くなっていきます。

 ナビの到着予想時刻はどんどん遅れていき、ついに授業の時刻を過ぎてしまいました。頼むから授業に間に合ってくれという思いに駆られ、冷静さを失っていきました。アプリで渋滞情報を確認するとメインの通りでない脇の道はすいているということがわかりました。これならいけると思い右折して脇道から帰ろうと考えました。しかしいまこの車は3レーンの一番左のレーンにいます。右レーンに移ろうにも道路は渋滞で車でびっしりうまっています。

 やっと車が動き出し右レーンに移ろうとした瞬間でした。車の右側面に衝撃が走りました。どうやらトラックとぶつかってしまったようです。軽くかすっただけであってくれと思いたいところですが間違いなくそうではありません。困惑と焦りを感じながらも近くにあるスペースに駐車し警察と保険会社に電話しました。

 このときの私は不安に包まれていました。私は事故という悪いことを起こしてしまった。私はどんな罪を受けるのだろう。どんな怒りを受けるのだろう。私は未知の未来に恐れを感じながらも自分のしたことの責任をもつ覚悟を決めました。

 あいにく警察も保険会社のほうも事故処理は事実関係を淡々と整理することにとどまり、何かきついことを言われることはありませんでした。さらに物損事故の場合刑事罰や免許の加点などもないということがわかりました。事故にあったトラック運転手の方に謝りに行きましたが、「車の運転者ならだれでも間違えることはある。お互い様みたいなものだ。」と言われました。トラック運転手の方は若い私にたいして大変寛大な態度を示してくれました。

 レンタカー店に戻ると保険会社の人から10万円の賠償が発生するという説明を受けました。保険は全部入っておくべきだったと後悔しました。気まずい空気の中仕方なくお金を支払いました。ありがたいことにN君が半額出してくれました。結構な出費でしたが、事故の後処理がひと段落した安心感が強くありました。

 結局N君はこの日教習所の授業に出れず、そのまま二人で夜ご飯を食べに行きました。お酒をいっぱい飲み会話も盛り上がりましたが、それでも事故のときのショックが頭の中を常に支配していました。事故について冷静になれるまで2・3日かかったと思います。